チェス
(作詩・作曲:SIN)

今も鳴り続く 腐りきったダミ声
嘘で化粧した バレバレの愛情

我を忘れる程 泣き崩れた夜には
また新しい 左手の傷跡

oh leave the burning
oh look the place on a map
drag oneself a long
tactics oh!

認められる事 信じてたガムシャラに
「嘘の褒め言葉」有難く受け取って
我を失う程 吐き続けた朝には
疼き始めてた 左手の傷跡

oh leave the burning
oh look the place on a map
drag oneself a long
tactics checkmate!

チェスの駒まで成り下がり 動ける場所を操られ
でも 行く先だけは譲れない

ゲスのゴマスリ覚えて 造り笑いで踊らされても
嘲笑う壁を崩すまで

真夜中一人泣いてた 止まらない傷 血と涙
願う 「静かな夜」をひたすらに
眠る事さえ怯えてた 明日が来るのが怖くて
「夢の中だけ」は せめて…

チェスの駒まで成り下がり 動ける場所を操られ
でも行く先だけは譲れない

ゲスのゴマスリ覚えて 造り笑いで踊らされても

嘲笑う壁をぶち壊せ

oh tactics checkmate!!


世の中には多くの人間が居るけど、大きく分けて2種類しかいない。
「使う側」と「使われる側」
言い換えれば
「操る側」と「操られる側」
殆どの人が後者であって、
路頭に迷った時
人の優しさや慰め、激励を信じて必死に生きていたんだけど
気がつけば 実は
社会という盤の上でチェスの駒の様に操られていたと。

チェスの駒まで成り下っても、自分自身の心までは操られる訳にはいかない。

結局信じられるのは誰でもない。
己だけを信じて生きて行くしかない。

社会への皮肉。
自分の譲れない進むべき道だけは操られたくない。

っていう気持ちを込めて書いた詩ですね。
(SIN)